Free千葉学園高の看護専攻科 国家試験に全員合格

国家試験に合格した千葉学園高の看護専攻科第14回生ら
国家試験に合格した千葉学園高の看護専攻科第14回生ら

八戸市の千葉学園高(千葉満校長)の看護専攻科をこの春に卒業した第14回生30人全員が、2月に行われた看護師国家試験に合格した。合格率は2年連続の100%。二十歳の学生は喜びをかみしめながら、看護師としての一歩を踏み出す。
 同校は、看護科3年と専攻科2年の5年一貫教育で看護師を育成。修了後に国家試験を受けることができ、通常よりも1年早く看護師になれる。
 高校3年間で看護師に必要な知識などを幅広く学び、専攻科でより専門的な技術を身に付ける。特に同科2年目は、市内での病院実習や就職活動などと並行して国家試験対策にも励むというハードな1年を過ごした。
 「とにかく暗記が大変だったが、みんなで教え合ったことが100%(合格)につながったのかな」と木村有寿華(あすか)さん(おいらせ町)。春から市立市民病院で働く予定だ。松橋美空(みく)さん(同市)は神奈川県内の総合病院に勤める予定で、「長い目で見たらここからがスタート。高い目標を持って頑張りたい」と意気込んだ。
 小さい頃に小児科にかかっていたという三上流歌(るか)さん(同市)は、八戸赤十字病院に勤務予定。「将来的には小児の認定看護師になり、地元の子どもたちを支えていきたい」と語った。千葉県内の病院で働く予定の小川花菜かなさん(同市)は「まずは業務内容を覚え、一人一人に寄り添って看護したい」と目を輝かせた。
 軽米町の内城留菜(るな)さんは岩手県立軽米病院での勤務に決まっている。一時は関東方面での就職を考えたが、病院見学などを通して「いずれ帰ってくるなら、岩手に貢献したい」と進路を固めたという。
 担任の金入真紀教諭は「一言では言えないくらいよく頑張った。社会人としても、よくやってくれるだろう」とねぎらい、エールを送った。