Free十和田出身の錦富士が幕下優勝/大相撲春場所

初の幕下優勝を決めた錦富士=東京都内、1月撮影
初の幕下優勝を決めた錦富士=東京都内、1月撮影

大相撲春場所は20日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で13日目を行い、東幕下49枚目の錦富士(23)=十和田市出身=が旭蒼天(中川部屋、西22枚目)を送り出して7勝全勝とし、初の幕下優勝を決めた。
 本名・小笠原隆聖。十和田市立三本木小、十和田中、青森県立三本木農高を経て近大に進んだが中退し、2016年に角界入り。同年秋場所が初土俵で、同九州場所の序ノ口、17年初場所の序二段でそれぞれ全勝優勝した。
 17年九州場所に幕下へ昇進し、順調に番付を上げたが、19年秋場所で古傷の左肘を痛め、九州場所を休場して西幕下58枚目まで番付を落とした。再起を懸けた今年初場所で4勝3敗と勝ち越し、今場所に臨んだ。
 錦富士は「5連勝したあたりから安治川親方(元関脇安美錦)や翠富士関から『優勝を目指せ』と言われ、一つ一つを積み上げた。けがをしないような強い体をつくり、師匠(伊勢ケ浜親方=元横綱旭富士)や安治川親方に恩返しがしたい」と語った。