Free八戸の魅力44句に 「はちのへ郷土かるた」令和版が完成 

完成した令和版の「はちのへ郷土かるた」
完成した令和版の「はちのへ郷土かるた」

八戸市の名所や史跡、郷土料理などを紹介する「はちのへ郷土かるた」の令和版が完成した。現在使用されているかるたは1989年に作成されたため、令和への改元を踏まえて31年ぶりの改訂。新かるた作成には、青森県立八戸商業高(久保敬悦朗校長)商業科の生徒が主体的に関わり、読み札や絵札の選定、箱の表紙デザインなどを考案した。生徒たちは「かるたを通じて八戸の魅力を多くの人に知ってほしい」と力を込める。
 同校では、2017年度から課題研究の一環として、生徒たちが同かるたを取り上げて八戸の魅力発信の在り方などを考察。その中で、新かるた作成の働き掛けやかるたの普及、広報活動を続けてきた。
 生徒たちの熱意を受け、同かるたを発行する「市青少年健全育成『愛の一声』市民会議」(北向幸吉会長)は、18年度から新かるたの作成に着手。市内の児童、生徒から読み札や絵札を募集するなどして作業を進めてきた。
 寄せられた読み札は全2775句に上り、「せんべい汁 B―1グランプリで日本一」や「いちご煮は風味豊かな海の幸」など郷土料理を紹介するもののほか、「けっぱれヴァンラーレ八戸」「スケートの新たな聖地 屋内リンク」など、30年の間に八戸に根付いたサッカーチームや整備された施設など、新かるたにふさわしい44句を選んだ。
 作成に関わった3年の坂朋穏(ともやす)さん(18)は「先輩方から引き継いだかるたを完成させることができてうれしい。令和版も長く市民に愛されるかるたになってほしい」と話した。
 1セット千円(税込み)。八戸市教委教育指導課やユートリーなどで販売する予定で、一般販売は3月下旬から始める。
 問い合わせは同市教委教育指導課=電話0178(43)2111=へ。