Free【震災から9年】鉄路復活へ安全点検、5カ月ぶりに列車走行 三陸鉄道リアス線普代―久慈間

三陸鉄道リアス線普代―久慈間で線路の安全点検を行うモーターカー=11日、野田村野田
三陸鉄道リアス線普代―久慈間で線路の安全点検を行うモーターカー=11日、野田村野田

昨年10月の台風19号の影響で不通となり、今月14日に運行を再開する三陸鉄道リアス線の普代―久慈間で11日、モーターカー(線路点検用車両)による安全点検が行われた。約5カ月ぶりに同区間のレール上を車両が走行。点検の結果、異常は見られず、東日本大震災から9年の節目の日に、運転再開への関門を突破した。
 普代―久慈間は、台風で土砂崩れや路盤の流出などの大きな被害を受け、復旧工事を続けていたが、9日までに完了。同じく被害を受けた陸中山田―釜石間も間もなく工事が完了し、20日に全線で運転が再開される。
 この日は午前9時半すぎ、2両のモーターカーが久慈と普代からそれぞれ野田玉川に向けて出発。最初は時速10キロほどのゆっくりとした速度で運転し、作業員が丁寧に線路の状況や通信の状態を確認した。
 その後は時速20キロ、30キロと速度を上げ、それぞれの区間を2往復し、午後4時までに作業を終了した。
 12日は三鉄の旅客用列車を実際に走らせ、徐々に速度を上げながら列車の揺れ具合や信号機の動作などを確認する。