Free南優翔君が卓球でホープスナショナルチームに選出/洋野
洋野町立林郷小4年の南優翔(ゆうしょう)君(10)が、卓球の年代別ナショナルチーム、小学生以下の部に当たる「2020年度ホープスナショナルチーム(HNT)」に選出された。優翔君は「ずっと目標だったのでうれしい。全国大会で上位を目指し、将来はオリンピックで金メダルを取りたい」と闘志を燃やしている。
HNTは、日本卓球協会が世界で活躍する選手を育てるため、若年層の強化を目指して毎年度選出する。選考基準となる各種大会や合宿などの上位者の中から選考。19年度、男子は全国の小学生17人が選ばれた。
優翔君は、1月31日~2月2日に静岡県で開かれた、全国6ブロックの上位3人によるリーグ戦「19年度パスウェイ最終合宿」(小学4年生以下、同協会主催)で優勝し、メンバー入り。ナショナルチームでは4月以降「味の素ナショナルトレーニングセンター」(東京都)で行われる毎月の合宿や、海外遠征などに参加する。
優翔君は4日、町役場種市庁舎に水上信宏町長を訪ね、喜びを報告。全国から集まるメンバーとの合宿に向け、「みんなに遅れないように付いていく。もっと練習して技を磨いていきたい」と意気込んだ。
この日は、妹芹那さん(8)=同小2年=も同行。1月18、19日に岩手県花巻市で開かれた「第89回北日本卓球協会」(岩手県卓球協会主催)小学2年生以下の「女子バンビの部」で優勝したことを水上町長に報告した。
芹那さんは「兄のようにナショナルチームを目指し、全国大会で上位に入るよう頑張る」と目標を語った。