Free吉德ひな祭俳句賞で大湊中2生徒が入賞 中村さん二席、川村さん四席

吉德ひな祭俳句賞ジュニアの部二席の中村蓮さん(右)と四席の川村妃菜花さん
吉德ひな祭俳句賞ジュニアの部二席の中村蓮さん(右)と四席の川村妃菜花さん

ひな人形や五月人形の老舗として知られる吉德(東京)が主催した第36回吉德ひな祭俳句賞のジュニアの部で、むつ市立大湊中1年の中村蓮さん(13)が二席、3年の川村妃菜花(ひなか)さん(15)が四席に入賞した。2人は「入賞はびっくり。うれしい」と喜んでいる。
 同賞は、俳句を通して日本の伝統文化であるひな祭りに親しんでもらおうと、1985年に創設された。ジュニアの部は中学生以下が対象で、今回はひな人形やひな祭りの思い出などを詠んだ2293句の応募があった。
 同校では本年度、表現力を高めることで学力向上につなげようと、作文などの各種コンクールに挑戦。同賞にも全校生徒47人が作品を出品した。
 入賞は最優秀賞1、一席1、二席2、三席3、四席5の計12作品。中村さんの作品は、妹のことを詠んだ「ひなの日やあたり一面笑顔咲く」で、ひな祭りに家族で妹をお祝いした体験を取り上げた。「自分の言葉で表現し、入賞できたことはうれしい」と笑顔を見せた。
 川村さんは「見てるだけで笑顔になれる雛(ひな)人形」と、保育園や小学校低学年の時に、自宅にひな人形を飾っていた気持ちを作品に込めた。「自分が思っているワードはあるが、どう組み合わせるか難しかった。新年度から高校生になるが、俳句を作る機会があれば挑戦したい」と話した。
 2175句の応募があった一般の部(高校生以上対象)では、同校の千吉良岳校長も「瓦礫(がれき)から掘り出す雛の日の記憶」と詠んだ作品で四席に入賞した。