Free佐井産ビールのお味はいかが? クラフトビールを村民にお披露目

佐井村産クラフトビールを味わう出席者
佐井村産クラフトビールを味わう出席者

佐井村が進める「日本で最も美しい村づくり」の成果として、本年度初めて試験醸造した村産クラフトビールのお披露目会が2月27日、同村の津軽海峡文化館アルサスで開かれ、集まった村民約80人が、村産ホップから誕生したオリジナルビールの味わいを堪能した。本年度は一般販売は行わず、村民から寄せられた感想は今後のビール造りに生かす。
 村は2016年10月、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟。行政と住民の協働のまちづくりにより、30年までに「日本で最も小さくかわいい漁村」を目指すビジョンと、28項目のアクションプランを17年3月に策定。プランの一環であるビール開発は、耕作放棄地対策と新たななりわい創出が狙いで、村民有志によるプロジェクトチームが中心となって進めてきた。
 ビールは「カスケード」「センテニアル」「カナディアンレヴァイン」「マグナム」「チヌーク」のホップ5品種をブレンドしたもので、計312本(330ミリリットル入り)が完成。東京エールワークス(東京)が醸造を手掛けた。
 お披露目会は、本年度の美しい村づくりの活動報告会に合わせて行われた。出席した村民は、風味や飲み応えを確かめながら試飲。同村小佐井の石塚育子さん(50)は「フルーティーで苦味がなく、女性に人気が出そうな味。気軽に購入できる価格に設定してもらえれば、お土産としても贈りたい」と感想を語った。
 村は20年度、ホップを増産し、ビールの種類拡大を目指す方針。生産が軌道に乗れば醸造所を整備し、販売にも乗り出す構えだ。樋口秀視村長は「今後の事業展開を、プロジェクトチームの皆さんと詰めていきたい」と話し、プロジェクトチームのリーダーを務める奥本太朗さんは「利益を上げられるまではいきたいと思っている」と意欲を示した。