Free【新型肺炎】デマに惑わされず冷静に ティッシュ、トイレットペーパー品薄

青森県内でも品切れ状態が続いたティッシュやトイレットペーパー。物流が動き始めれば品薄は解消される見通しだ(写真はイメージ)
青森県内でも品切れ状態が続いたティッシュやトイレットペーパー。物流が動き始めれば品薄は解消される見通しだ(写真はイメージ)

新型コロナウイルスの感染拡大に絡み、全国的に店頭で品切れが相次いでいるティッシュやトイレットペーパー。インターネット上で「マスクの次に不足する」といったデマ情報が拡散したことが原因とみられ、青森県内のドラッグストアやホームセンター、スーパーなどでも1日にかけての週末は品薄状態が続いた。ただ、物流が動く平日になれば状況は順次回復する見通しで、業界関係者は「マスクと違って品切れは一時的なもの」「デマに惑わされないで」と冷静な行動を呼び掛けている。
 「供給力、在庫は十分にある」―。全国の製紙会社が加盟する日本家庭紙工業会は2月28日付で、消費者向けの談話を公表。新型コロナウイルスの影響を受けず、家庭紙は現在も通常通りの生産、供給を行っており、「物流が整い次第、消費者の皆さまに届くようになる」との見解を示した。
 原料や製品は中国からの輸入に依存している―との誤った情報が広まった状況を踏まえ、家庭紙は日本国内でほとんどの原料を調達し、生産していることも説明。業界関係者は「メーカーや流通業者の倉庫には在庫が多くある」とし、「八戸には家庭紙の製造工場もあるのに…」と“騒動”に困惑した様子で話す。
 品切れが相次いだのは、消費者の買いだめなどが要因とみられる。通常営業時の小売店は仕入れ日や数量が決まっており、過剰な在庫も抱えない。物流の動きが少ない週末も重なり、品薄になったようだ。
 ホームセンターを運営するサンデー(八戸市)の各店舗でも商品不足の状態になったが、経営企画室の担当者は「品薄が長く続くとは考えていない。平日になれば納品されていく」と強調。「誤った情報に惑わされず、商品を必要とする方に行き渡るように買いだめは控えてほしい」とした。
 スーパーを展開する、よこまち(同)の担当者は「仕入れ先からは在庫があると聞いている。週末は不足してしまったが、週明けに発注して順次商品を入れていきたい」と語った。