Free料理と日本酒、八戸圏域の魅力心ゆくまで 東京・8base「ご馳走夜会」
東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」で19日、八戸圏域の食材を使った料理と八戸酒造(八戸市)の日本酒「陸奥八仙」とのペアリングを楽しむイベントが開かれた。首都圏などから30人が参加し、圏域の魅力を存分に堪能した。
「陸奥八仙と八戸ご馳走(ちそう)夜会」と銘打ち、エイトベースの運営を担う金剛グループ(同市)と八戸酒造が共催。両社が幾度も試食を重ね、メニューを厳選した。
当日は、地元の魚介などをふんだんに使用した料理と、それに合う日本酒をそれぞれ8品ずつ提供。金剛グループの大久保圭一郎代表や八戸酒造の駒井秀介専務らがメニューの内容を説明し、来店客が圏域自慢の逸品を味わった。
会場を訪れた都内在住の細井直子さん(48)は取材に「初めて食べる料理も多く、お酒とのペアリングも良かった。新たな発見もあり、もっといろいろな人に魅力を知ってほしい」と話した。
駒井専務は「皆さんの笑顔が見ることができてうれしい。青森に来てもらうきっかけになれば」と期待を込めた。
金剛グループは、今後もエイトベースを拠点に地元の酒蔵や異業種企業とのタイアップイベントなどを開催していきたい考え。
大久保代表は「さまざまな企業に声をかけ、エイトベースから積極的に発信していきたい」と展望を語った。