Free「互いの文化知りたい」調理実習などで交流 ウルスラ中高、台湾姉妹校迎える

調理実習で交流する輔大聖心高級中學と八戸聖ウルスラ学院の生徒たち
調理実習で交流する輔大聖心高級中學と八戸聖ウルスラ学院の生徒たち

八戸聖ウルスラ学院中学・高校(里村智彦校長)の姉妹校、輔大聖心高級中學(台湾・基隆市)の訪問団が6日から来八し、八戸市の同学院で生徒と交流を深めている。9日までの滞在中に授業やホームステイなどを体験する予定で、両校の生徒は「互いの文化を知りたい」と意欲を見せている。

 両校は昨年6月に姉妹校協定を締結。今回は初の訪問団派遣で、中学3年~高校3年の生徒15人と教職員2人が参加した。12月にはウルスラ側から訪問団を派遣する予定。

 7日は同学院体育館で全校歓迎会があり、ウルスラ中高の生徒約580人が出席。両校校長のあいさつの後、ウルスラ高3年で生徒会長の平田幹太朗さん(17)が「短い期間ですが日本を楽しんでください。皆さんと出会えたことを光栄に思います」と歓迎の言葉を述べた。

 生徒による学校紹介はウルスラ側が英語、輔大側が日本語で発表。最後に輔大の生徒が台湾の歌「風吹的願望」を合唱し、大きな拍手が送られた。

 授業体験では、両校の生徒が一緒に調理実習に挑戦。器具の使い方を教えたり、野菜の皮をむいたりしながら交流していた。

 輔大の高校2年、ユー・イーウェイさん(17)は「日本の学校や文化について学びたい。神社にも興味がある」と話していた。

 
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