Free朝のニュースダイジェスト(5月11日)

【宮下知事、受け入れ表明を歓迎】
 使用済み核燃料を再処理した後に残る高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定を巡り、佐賀県玄海町が文献調査を受け入れる意向を表明したのに対し、青森県の宮下宗一郎知事は10日、「議論が加速し、最終的な立地点が決まっていくことを大いに期待している」と歓迎した。
 
 【調査3カ所目も、道のり厳しく】
 六ケ所村で一時貯蔵する高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定で、佐賀県玄海町が第1段階に当たる文献調査を受け入れる方向となった。北海道の寿都町、神恵内村に次ぐ3カ所目となるが、いずれの候補地も知事の同意が必要な第2段階以降への進展は見通せず、道のりは険しい。青森県外への最初の搬出期限である2045年が刻々と迫る中、期限の順守は極めて厳しい状況だ。

 【中国料理の名店が19日閉店へ】
 八戸市民らに愛される同市長苗代中坪の中国料理店「好吃(ハオチー)庄屋」が19日に店を閉める。前身の「庄屋」時代を含めると40年近く変わらない味を届け、一時代を築いた名店。店主の岡山新六さんが跡継ぎ問題などを考慮し、決断した。

 【大平洋金属、新技術試験に成功】
 八戸市にフェロニッケルの製造拠点がある大平洋金属(本店・東京)は10日、マイクロ波を利用した新たなニッケル製錬技術の開発試験について、少量の鉱石で、従来の石炭とほぼ同等の加熱処理に成功したと発表した。

 【自転車・小原佑太、好調アピール】
 自転車競技の「ジャパントラックカップ1」が10日、静岡県伊豆ベロドロームで行われた。男子スプリントで階上町出身の小原佑太(工大一高出、チーム楽天Kドリームス)がスプリントで準優勝を果たし、パリ五輪の日本代表入りに向けて好調をアピールした。

 
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