Free陶器や切り絵、能面…力作並ぶ 諏訪内さん(五戸)作品展 八戸・南部会館

自慢の作品をPRする諏訪内和夫さん
自慢の作品をPRする諏訪内和夫さん

五戸町在住で、さまざまなものづくりに取り組んでいる諏訪内和夫さんの作品展が、八戸市文化教養センター南部会館で開かれている。能面、切り絵、陶器など自慢の力作が並び、来場者を魅了している。26日まで。

 諏訪内さんは、陸上自衛官として八戸駐屯地に赴任中、陶芸部に所属したことをきっかけに作陶を開始。能面作りは自己流で始め、現在は指導も受けて制作を続けている。個展の開催は今回が初めて。

 会場には、箸置きや花器など大小さまざまな陶器のほか、複数枚の折り紙を用いた色鮮やかな切り絵や、能面など約420点が並ぶ。陶器は、団子状に丸めた粘土から手作業で成形する「手びねり」という手法にこだわっているという。

 諏訪内さんは「手びねりの陶器の味わいを感じてもらえたら」とPR。階上町から訪れた40代女性は「作品の繊細さと美しさに驚いた。趣味で製作しているとは思えない」と感動していた。

 入場無料。営業時間は午前9時~午後6時。月曜休館。月曜が祝日の場合は翌日休館。

 
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