Free新聞で雑談力磨くこつは 本紙活用し八戸で新人研修

紙面から気になった記事を切り取る受講者=2日、八戸市のタナカホーム本社
紙面から気になった記事を切り取る受講者=2日、八戸市のタナカホーム本社

八戸市のタナカホーム(金田一光徳社長)は2日、同市根城8丁目の同社本社で、新聞を活用した新入社員研修を実施した。デーリー東北新聞社読者センターの市村順也センター長が講師を務め、社員2人が新聞の一覧性を生かした情報収集と雑談力を高める方法を学んだ。

 研修は「NIB(Newspaper in Business)=ビジネスに新聞を」の取り組みの一環で、デーリー東北新聞社の講座「ビジネスプラス」を活用した。

 市村センター長は、記事の題名である「見出し」と最初の段落「リード」の重要性を解説し、「見出しとリードを見ればニュースの8割が分かる。まずは毎朝、紙面の見出しに目を通してみて」と呼び掛けた。

 続いて、受講者は雑談の話題になりそうな記事を紙面から切り取り、自分だけの資料を作って内容を発表した。

 受講した能渡碧彩さん(22)=むつ市出身=は「新聞だと幅広いジャンルのニュースを知ることができると分かった」、井上夏希さん(22)=石川県出身=は「今後は新聞を読んで地域の情報を得るようにしたい」と話した。

 
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