Free朝のニュースダイジェスト(4月25日)

【青森の8割以上の市町村「消滅可能性」】
 人口戦略会議が24日発表した報告書で、20~30代女性の減少によって消滅の可能性があるとされた青森県内の自治体は全40市町村中、8割以上を占める35市町村に上った。2050年までの30年間の減少率は、外ケ浜町が最も高い87・5%で、今別町86・0%、佐井村85・2%などと続いた。

 【八戸の社福法人、独自に職員の子育て支援】
 仕事と子育てを両立できる制度や社会的風土の確立が課題となる中、八戸市の社会福祉法人スプリングは「子育てしながら働きやすい職場」を目指し、法人独自の制度を設けるなどして支援体制を構築している。

 【階上、旧みそ蔵を“サードプレイス”に】
 階上町の自営業上野莉歩さんが、JR階上駅近くにある旧みそ蔵を改修し、喫茶スペースを兼ね備えた交流施設「わたしの素ペース」の今夏開設を目指して準備中だ。町内外の若者や地元の高齢者が集うサードプレイス(自宅や学校、職場以外の場所)とすることを展望する。

 【エープレミアム、23年度過去最高に】
 青森県がヤマト運輸と連携して取り組む県産農林水産物の物流サービス「A!Premium(エープレミアム)」の2023年度の利用実績は1万6091個(前年度比83%増)で、過去最多だったことが24日、県のまとめで分かった。

 【牛の発情検知、新システム開発】
 北里大獣医学部動物飼育管理学研究室と、同大発のベンチャー企業「ライブストックジャパン」が、小型センサーとスマートフォンだけで雌牛の発情状態を高精度で検知できる新システムを開発した。導入費用や運用費が大幅に抑えられるほか、発情観察に関する労働負担の軽減などが期待できるという。

 
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