岩手県は２４日、県内６３の定点医療機関から１５～２１日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が４５６人（前週比３２人減）、１機関当たりの平均は７・２４人（０・５１人減）で、２週続けて前週より減少したと発表した。県北地方では久慈保健所管内は２２人、１機関当たり７・３３人で前週と変わらなかった。二戸管内は２６人（６人増）、１機関当たり８・６７人（２・００人増）で前週を上回った。

　保健所管内別で見ると、県内全１０保健所のうち、中部、奥州など４管内で、感染者数が前週より減少。年代別では、２０～５０代と８０歳以上が前週を下回った。

　県内では、新たなクラスター（感染者集団）が、二戸管内の高齢者施設、医療施設各１件など計１３件発生した。