Free豊作に期待、まずは土作り 「楽農キャンパス」開園/六戸

畑に石灰をまき、土作りを進める参加者
畑に石灰をまき、土作りを進める参加者

六戸町折茂の貸農園「六戸楽農キャンパス」が17日、開園した。農地のオーナーとなった町内外の参加者が、豊作への期待を込めて作業に汗を流した。

 農業への理解促進や食農教育の推進、農家との交流を通じた地域活性化を目的に町が運営。1区画48平方メートルの畑地と道具を貸し出しており、本年度は町内外の15人が利用する。

 開園式には同町や十和田市などのオーナー6人が参加。町職員による利用上の注意事項の説明に続き、オーナーがそれぞれ自己紹介し合い、収穫に向けてお互いの健闘を誓った。

 式の後は早速、畑に石灰をまいて土作りを進めた。トマトやキュウリ、ジャガイモなどの野菜類のほか、スイカやメロンといった果物を植えるという。

 本年度から初めて利用する、同町小松ケ丘4丁目の会社員外山和樹さん(35)は「自宅の庭ではできない作物を育ててみたいと思い参加した。今後は子どもたちと一緒に作業したい」と意気込みを語った。

 10月下旬には収穫祭を行う予定。終園は11月下旬。

 
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