Free大小175本、風にそよぐ 桜沼恒例、こいのぼり掲揚/五戸

風に乗ってすいすいと泳ぐこいのぼり
風に乗ってすいすいと泳ぐこいのぼり

五戸町上市川の桜沼で、恒例のこいのぼり掲揚が始まった。大小さまざまなこいのぼり175本が風にそよぎ、道行く人を楽しませている。5月15日ごろまで。

 地元住民が1998年から実施しており、2019年からは「桜沼を守る会」が続けている。

 こいのぼりは寄付がほとんどで、今年も8人から寄せられた。加えて同会が廃品回収で得た収入から新品を10本購入。昨年5月に開催した「桜沼のちいさなおまつり」で、子どもたちが制作した手作りのこいのぼりも掲げられた。

 17日は雨の中、同会の会員らが約200メートルのワイヤにこいのぼりをくくり付ける作業を行った。18日から天候が回復し、散歩がてら眺める家族連れが多く訪れた。県道15号(橋向五戸線)からも見え、近くに車を止めて楽しむ人も見られた。

 同会顧問の中里政廣さんは「春の風物詩として、多くの人に見てもらいたい」と語った。

 
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