羊毛で作られる「ウォルドルフ人形」認定講師の小林友子さん（７６）＝八戸市＝が、同市三日町の「はっち」４階ものづくりスタジオに「ひつじの夢工房」をオープンさせた。ウォルドルフ人形や小物など、羊毛を使った手仕事体験を提供。小林さんは「羊毛の良さを見て触って感じてほしい」とＰＲしている。

　ウォルドルフ人形は、ドイツを中心に活動した哲学者ルドルフ・シュタイナーの教育思想から生まれ、羊毛や天然素材で作られる。日本では、「スウェーデンひつじの詩舎」という一般社団法人が作り方を教える講師を認定している。

　工房は６日にオープン。人形作り講習（予約制）は１回２時間１５００円で、５、６回通えば完成するという。また、羊毛を使ったワークショップ（定員６人）も毎週木曜午後１～３時に開催、参加は材料費込みで１回２千円となる。

　この他、羊毛で作った指人形やボールなどの小物も販売している。

　小林さんは「ウォルドルフ人形は重さや弾力があり、温かみもある。プレゼントしたい子どものことを思いながら作ってみてほしい」と話している。

　営業は午前１１時～午後５時。毎週火、水曜定休。問い合わせは、ひつじの夢工房＝電話０９０（７２１６）０８１４＝へ。