FreeAKI INOMATA企画展、14日開幕/十和田市現代美術館

AKI INOMATA 撮影:新津保建秀
AKI INOMATA 撮影:新津保建秀

十和田市現代美術館の企画展「AKI INOMATA シグニフィカント・アザネス 生きものと私が出会うとき」が14日、開幕する。国内外で注目を集める美術家「AKI INOMATA」が日本の美術館で開催する初の個展。生物の観察と調査を通して独創的な作品を展示し、他の生き物との協業により人間や社会の本質をユーモアある表現で問い掛ける。
 重要な他者性を意味するタイトルの「シグニフィカント・アザネス」は、科学史家ダナ・ハラウェイが提唱した、地球上に生きる生物種との関係の在り方から着想を得た。
 企画展では、ヤドカリに3Dプリンターで制作した各国の都市を模した殻を提供し、住み替えてもらう作品「やどかりに『やど』をわたしてみる」や、東日本大震災の影響を受けたアサリを観察した作品、小さく刻んだ女性の衣服をミノムシにまとってもらう作品などが出品される。
 かつて十和田市を含む青森県南地方で飼育された南部馬を題材にした新作も発表される。
 会期は来年1月13日まで。観覧料は800円(常設展とセットで1200円)、高校生以下は無料。開館時間は午前9時~午後5時。休館は原則月曜。
 期間中の関連イベントは次の通り。
 ▽オープニングトーク(9月14日午後3時)▽朗読ライブ「溶け合う、溶け出す」(同15日午後2時)▽作品集刊行記念トーク&サイン会(10月26日午後3時)