Free青森県内、気温ぐんぐん 八戸で18・6度

地中から顔を出し、日差しを浴びるフキノトウ=29日、八戸市の種差海岸
地中から顔を出し、日差しを浴びるフキノトウ=29日、八戸市の種差海岸

青森県内は29日、気圧の谷の影響で午前を中心に雨が降ったものの、昼過ぎから晴れ間が広がり、気温がぐんぐんと上昇した。最高気温は八戸で18・6度、三沢で18・3度、十和田で17・5度を観測し、5月上旬から中旬並みの暖かさとなった。

 八戸市鮫町の種差海岸では、芝生地の中でフキノトウが次々と膨らみ、日差しを受けながら輝いていた。

 北海道から八戸に家族で帰省していた佐々木煌(こう)君(9)は「フキノトウがたくさん顔を出していてきれい。今日は暖かいので、ジャンパーを脱いで鬼ごっこをしたい」と話していた。

 青森地方気象台によると、30日は高気圧に緩やかに覆われ、曇りや晴れの見込み。黄砂のため、場所によっては見通しが悪くなることが予想されている。

 
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