FreeナガイモでグローバルGAP取得 六戸・あおもり南部ファーム

佐藤陽大町長(右から2人目)にグローバルGAP認証取得を報告した竹内洋介取締役(同3人目)
佐藤陽大町長(右から2人目)にグローバルGAP認証取得を報告した竹内洋介取締役(同3人目)

六戸町の農業生産法人「あおもり南部ファーム」(米田奈津子社長)は、主力作物のナガイモで、農産物の安全性などの国際認証「グローバルGAP(GGAP)」を取得した。取得は1月12日付。

 GGAP認証は、農業における食品の安全や労働環境、環境保全などに配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通の基準。海外輸出などの際に品質の目安の一つとなる。

 同社は青森銀行の支援を受けながら、昨年3月から認証取得の準備を開始。農場などのルール作りや環境整備などを行い、11月に審査機関による認証審査を受けた。

 21日、同社の竹内洋介取締役や同行関係者らが町役場を訪れ、佐藤陽大町長に取得を報告した。佐藤町長は「農業の町として大変誇らしい。現代は食の安全が求められている。町の農業生産者にも意識付けにつながると思う」と激励した。竹内取締役は取材に「ナガイモだけでなく他の品目も含め、国際基準での農業管理を維持、継続していく」と述べた。

 
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