Free【藤井フミヤ展】観覧者1万人達成 八戸出身の大学生に記念品

1万人目の観覧者となり、上村奉樹取締役(右)から記念品を贈られた風穴倖弥さん=20日、八戸市美術館
1万人目の観覧者となり、上村奉樹取締役(右)から記念品を贈られた風穴倖弥さん=20日、八戸市美術館

八戸市美術館で開催中の絵画展「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」(デーリー東北新聞社主催)は20日、観覧者数が1万人に達した。館内でセレモニーを行い、1万人目となった岩手大1年の風穴倖弥(ゆきや)さん(19)=八戸市出身=に記念品が贈られた。

 1月20日に始まった同展では、ミュージシャンとしてだけでなく画家としても高い評価を得ている藤井さんの、独特なアート世界を紹介。CGアートや油彩画、ワイヤアートなど、アナログとデジタルの両技法を用いた作品約130点を展示している。

 セレモニーでは、同社の上村奉樹取締役地域ビジネス局長から風穴さんに、藤井さんの直筆サイン入りのポスターや色紙、同展特設ショップの人気商品の詰め合わせなどが手渡された。


 帰省に合わせて初めて同館を訪れた風穴さん。一緒に来た友人と、どんな作品か話し合ってからタイトルを見て、改めて鑑賞する楽しみ方をしたという。「いろいろな技法を使う表現力がすごい。複雑だけど(作品世界が)しっかりと描かれている」と感銘を受けていた。

 同展は25日まで。チケットは一般1500円、高校・大学生900円、中学生以下無料。時間は午前10時~午後7時(入場は同6時半まで)。22~25日は午前11時からと午後2時から、開催初日に行われたトークイベントを撮影した映像を上映する。

 
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