Free【能登半島地震】善意の輪広がって 八戸・根城中が義援金

河田恭宏企画総務局長(右)に義援金を手渡す八戸市立根城中の生徒会メンバー=14日、同市
河田恭宏企画総務局長(右)に義援金を手渡す八戸市立根城中の生徒会メンバー=14日、同市

八戸市立根城中(竹花和人校長)は14日、能登半島地震の義援金として、4万4195円をデーリー東北新聞社に寄せた。生徒会メンバーが2月29日から約1週間、登校時間に合わせて募金活動を行い、生徒や保護者らから善意を募った。

 この日は、生徒会役員の1、2年生7人が本社を訪問。河田恭宏企画総務局長に、募金箱などに入った義援金を手渡した。

 メンバーは義援金の活用について、「大切な人を亡くした方々のメンタルケアに使ってもらえれば」「これから安全に暮らせるように、壊れた建物を修復してほしい」などと語った。

 生徒会長で2年の岩織亘輝さん(14)は「自分たちの募金活動から、善意の輪が広がってくれればうれしい」と願いを込めた。

 義援金は本社で取りまとめ、日赤青森県支部を通じて被災地に送られる。

 
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