Free魅力、移住検討者に伝わって ツアー参加者、SNSで発信 八戸製氷冷蔵など巡る

工場で製造された氷を撮影する参加者
工場で製造された氷を撮影する参加者

青森県は9日、八戸製氷冷蔵など八戸市内で「青森の暮らしと文化に触れる」ミニツアーを開催した。移住を検討している人に向け、参加者がツアーでの体験を交流サイト(SNS)に投稿するもので、県内外の9人が工場見学などの体験を楽しみながら八戸の魅力発信に努めた。

 県は移住・交流ポータルサイトやインスタグラムなどで青森の暮らしの魅力を発信している。ミニツアーは初の試みで、黒石、弘前両市でも開催しており、第3弾の八戸編は「名水と絵付けの秘密を暴け!八戸探訪」と題して行われた。

 八戸製氷冷蔵では、製氷工場やみしまサイダーなどを製造するサイダー工場を見学。参加者は、同社の事業に不可欠な地元の名水「三島の湧水」や、1921(大正10)年創業の同社の成り立ち、地域の歴史などについても理解を深め、見る機会が少ない工場内の様子をスマートフォンで撮影していた。

 この後は市博物館で八幡馬の絵付けも体験。最後に参加者がSNSに投稿した写真をスクリーンに映し、青森の暮らしを伝える写真撮影の参考にしていた。

 
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