Free地域見守り、新たに5事業所と協定/久慈市

遠藤譲一市長(左から2人目)と地域見守り協力事業協定に調印した(右から)山口健一理事長、柏木太志店長。左は大川目保育園の中田恵子園長
遠藤譲一市長(左から2人目)と地域見守り協力事業協定に調印した(右から)山口健一理事長、柏木太志店長。左は大川目保育園の中田恵子園長

久慈市は12日、一人暮らしの高齢者らを業務の範囲内で緩やかに見守る「地域見守り協力事業」の事業所として、新たに5事業所と協力協定を締結した。2013年にスタートした同事業の協定締結事業所数は73となった。

 高齢者、障害者らが住み慣れた地域で安心して暮らし続けてもらうための事業。事業者は市と情報交換を図りながら、業務での訪問先で異変を察知した場合、市や消防、警察などに連絡する。

 新たに協定を結んだのは魚棚(貫牛利一代表)、かわひら美容室(川平美佐子代表)、デーリー東北まごころサポート久慈店(柏木太志店長)、山口保育会(山口健一理事長)、大川目保育会(小倉利之理事長)。

 同日は市役所で協定締結式が行われ、出席した3事業所の代表らが遠藤譲一市長と協定書に調印した。

 遠藤市長は「行政だけでは見守りに手が回らないため、市内で仕事をしている各事業所には温かく見守ってほしい。訪問先で気になることがあったら連絡してもらえれば」と要望した。

 
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