Freeブレイズ試合〝声〟でサポート ウルスラ高生3人、充実感/八戸

大観衆の前で韓国と日本の国歌を独唱した小松美優さん

アジアアリーグアイスホッケーの試合を“声”でサポート―。八戸聖ウルスラ学院高2年の生徒3人が9、10の両日、フラット八戸で開催された東北フリーブレイズ―HL安養(韓国)の連戦で、国歌独唱や場内アナウンスを担当した。3人は「緊張したが、うまくできて良かった」と充実感をにじませた。

両日は今季最後のホーム連戦。9日は1287人、10日は1317人の観客が詰めかけ、いずれも今季の最多を更新した。

試合前のセレモニーでは両日とも、同校音楽科2年の小松美優さん(17)が韓国、日本両国の国歌を独唱。コンクールでの入選歴もあるソプラノボイスで表現豊かに歌い上げた。

小松さんは「国歌を任されるのは初めてで夢にも思わなかった」と興奮しきり。「歌を通して選手を激励できてうれしかった」と笑顔を見せた。

英語で場内での注意点を伝えるパウエル滋音さん(写真左)と、英語のアナウンスに挑戦した中村麻鈴さん

英語アナウンスを務めたのは同校英語科のパウエル滋音さん(17)と中村麻鈴さん(17)。9日に担当したパウエルさんは「皆さんの前でできて光栄。緊張して少し間違えてしまったけど、10点中7、8点はできたかな」とホッとした表情を浮かべた。

10日にマイクの前に座った中村さんは「ゆっくり、大きく話すことを心がけた。こういった機会はなかなかないので、いい経験になった」と大舞台を楽しんでいる様子だった。

 
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