Free1年間の“習い事”成果披露 ほがらか教室で閉講式/おいらせ

練習した大正琴の演奏を披露する受講生
練習した大正琴の演奏を披露する受講生

高齢者の健康維持を目的に、おいらせ町社会福祉協議会(苫米地義之会長)が主催する「ほがらか教室」の閉講式が2月28日、町老人福祉センターで開かれ、受講生約50人が1年間の活動の成果を披露した。

 同教室は、参加希望者が、裂き織り、書道、パッチワークなどのコースを選び、1年間“習い事”をする。高齢者同士がコミュニケーションを図りながら、趣味に打ち込むことで、介護予防や生きがいづくりにつなげる狙いがある。

 同日の閉講式では、受講生を代表して同町向山の鷹架京子さん(67)が「あっという間の1年に感じた。教室は心を和ませ、日々の生活を楽しいものにしてくれた」と話した。

 会場には受講生が作り上げた書道や菱(ひし)刺し、裂き織りなどの作品が展示された。式終了後には大正琴やカラオケの発表会も行われた。

 1年間パッチワークに取り組んだ同町三本木の八重垣ノリ子さん(81)は「みんなでわいわいおしゃべりをしながら作品を作るのが楽しかった。来年度も頑張ろうと思う」と充実感をにじませた。

 
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