Free其田(十和田市出身)は日本人選手2位で五輪代表逃す 東京マラソン男子

 都庁前をスタートする(左から)、鈴木健吾、山下一貴、其田健也=3日、東京都新宿区
 都庁前をスタートする(左から)、鈴木健吾、山下一貴、其田健也=3日、東京都新宿区

パリ五輪男子代表の残り1枠を争う東京マラソンは3日、東京都庁前から東京駅前のコースで行われた。十和田市出身の其田健也(青森山田高―駒大出、JR東日本)は後半に粘りを見せたが、日本人選手2位となり、内定条件をクリアできず五輪代表を逃した。
 2022年世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)が2時間6分31秒で日本勢最上位の9位に入った。日本陸連の設定タイム2時間5分50秒を突破できず、昨秋の代表選考会で3位だった大迫傑(ナイキ)の2大会連続の五輪代表入りが決まった。
 ベンソン・キプルト(ケニア)が2時間2分16秒の大会新記録で優勝した。

 
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