Free9演目華やかに披露 岡三沢神楽

演目「三番叟」を披露する児童
演目「三番叟」を披露する児童

青森県の無形民俗文化財に指定されている岡三沢神楽の定期公演会が25日、三沢市の岡三沢町内会館で開かれた。岡三沢神楽保存会(根岸敏雄会長)のメンバー15人が「権現舞」や「根っ子切り」など華やかな舞9演目を披露し、訪れた大勢の観衆を魅了した。

 公演は「権現舞」からスタートし、メンバーが獅子頭を抱えながら、迫力のある舞を披露した。その後、市内の小学生らによる「三番叟」が演じられ、観衆が大きな拍手を送っていた。

 公演会に訪れた市立第一中の中島瑛紀さん(14)は、弟の蓮紀君(8)がメンバーとして参加していたことに「楽しそうに踊っていて良かった。伝統的な舞がずっと三沢に残っていてほしいし、弟にも続けてほしいと思った」と話していた。

 
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