Free最優秀賞など18人たたえる 本社「私の天鐘」表彰式

最優秀賞の受賞者ら17人に賞状を贈った表彰式=24日、八戸市
最優秀賞の受賞者ら17人に賞状を贈った表彰式=24日、八戸市

デーリー東北新聞社は24日、八戸市の本社6階メディアホールで、第9回「コラムに挑戦『私の天鐘』」の表彰式を開催した。最優秀賞などに輝いた受賞者に表彰状を贈り、自身の体験や考えを基に文章で表した努力をたたえた。

 私の天鐘は日常生活で感じたり、考えたりしたことを本紙1面の「天鐘」と同じスタイル、字数内で自由に書いてもらう企画。今回は大学生を含む一般の部、高校生の部、小・中学生の部の3部門に過去最多となる計543点の応募があった。応募者の年齢も9~91歳と幅広かった。

 最優秀賞に輝いたのは、一般の部が八戸市の笹川力さん(57)、高校生の部が青森県立三本木高1年の小林志乃さん、小・中学生の部がおいらせ町立百石中3年の小泉かえでさん。

 式典には最優秀賞、優秀賞、佳作の受賞者18人のうち、17人が出席。広瀬知明社長は「とても完成度の高い作品ばかりだった。今後も日々の暮らしで感じたことや世の中への意見を今後も表してほしい」とあいさつし、表彰状を贈呈した。

 最後に、川口桂子論説委員長が「読んでいて引き込まれる作品が多かった。これからもぜひ書き続けてほしい」と総評を述べた。

 式典後の取材に対し、笹川さんは「過分なる評価をいただき身に余る光栄。ただ、書くのは好きだが、読まれるのは少し恥ずかしい気もする」と話していた。

 
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