Freeアパレル産業に関心持って 学生デザイン、地元業者縫製の衣装展示/久慈

道の駅いわて北三陸で開かれている北いわて学生デザインファッションショー作品展
道の駅いわて北三陸で開かれている北いわて学生デザインファッションショー作品展

北いわてアパレル産業振興会(大沢貴規代表理事)は、久慈市の道の駅いわて北三陸で「北いわて学生デザインファッションショー作品展」を開いている。岩手県、青森県南地方の学生から募ったデザイン画を基に、地元事業者による技術で縫製した衣装11点を展示。同振興会は「多くの人たちが見て、業界に関心を持ってもらえれば」とアピールしている。29日まで。

 同振興会は久慈、二戸圏域の17事業者で構成。婦人服、紳士服、作業用ユニホーム、子ども服など、扱う服の種類も多岐にわたり、海外で知名度の高い事業者もある。「狭い地域にこれだけの事業者が集積しているのは全国的にも珍しい」(大沢代表理事)という。

 ショーは、産業の人材育成と知名度向上を目的に、地元の高校生、専修学校生らを対象として毎年開催しており、デザイン画の通算応募数は3千点超。優秀作品は会員事業者が高い技術で衣装として仕上げている。

 作品展は久慈市内で初開催。昨年の優秀作品を中心に婦人服、子ども服、作業用ユニホームなどが並んでいるほか、会員事業所をパネルで紹介している。

 作品展は3月8~12日、二戸市シビックセンターでも行われる。

 
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