Free捕球や送球のこつ伝授 ウルスラ高野球部、学童チームと交流/八戸

一緒に練習に励む高校生や小学生ら
一緒に練習に励む高校生や小学生ら

八戸聖ウルスラ学院高硬式野球部は12日、グリーンドーム南郷で、八戸市内の学童野球チームを招いた野球教室を行った。同部の1、2年の選手とマネジャー計24人が、野球を楽しみながら交流を深めた。

 教室は今年で3回目。明治ドラゴンズ、市川ライジング、城下八戸アルファーズの小学生計41人が参加した。

 高校生と小学生が一緒になり、学年ごとに3グループに分かれて守備や打撃などを練習。高校生は「上手」「ナイスキャッチ」などと声をかけながら、小学生に捕球や送球のこつを指導した。

 この日のメニューは全て高校生が考案。野球を楽しんでもらえるよう、鬼ごっこなど遊びの要素も取り入れた準備運動も行い、距離を縮めながら俊敏性も鍛えた。

 明治ドラゴンズの秋山晃太郎主将(明治小6年)は「高校生は練習を盛り上げてくれて、声かけなどチームワークが勉強になった」と学びを得た様子。ウルスラ高の高舘海吏主将(2年)は「楽しいと言ってくれて良かった。基礎を見つめ直す機会にもなった」と笑顔で振り返った。

 
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