Free久慈で回収の野鳥死骸、鳥インフル陽性

岩手県は14日、久慈市長内町で回収した野鳥のノスリ1羽の死骸について、国立環境研究所で遺伝子検査をした結果、A型鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。今後、同所で高病原性かどうかを調べる。現時点で、判明までの見通しは不明。

 県内で野鳥の高病原性鳥インフルエンザ発生が疑われる事例は、今季初めて。

 県によると、ノスリは今月8日に回収。県北広域振興局保健福祉環境部で行った簡易検査では陰性だった。14日現在で、県内の養鶏場で異常は確認されていない。

 環境省は13日付で、回収地点の周辺10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定。県は野鳥の主要飛来地を巡回するなど、区域内の監視を強化する。

 
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