Freeオリジナル烏帽子「上手にできた!」 親子で制作体験/八戸

思い思いに烏帽子を仕上げる子どもたち
思い思いに烏帽子を仕上げる子どもたち

八戸市の南部会館で10日、オリジナルのえんぶり烏帽子(えぼし)作りを体験するワークショップが開かれ、参加した親子が思い思いに色を塗ってこの世に一つだけの烏帽子を完成させた。

 南部会館主催で行う八戸工業大感性デザイン学部の公開講座。子どもたちに地域の伝統芸能やイベントを知る機会を提供するとともに、作品作りを通して豊かな感性を培ってもらおうと実施した。

 同日は同学部の皆川俊平准教授が講師を務めた。午前の部には16人が参加。子どもたちは半楕円(だえん)形のキャンバス布にアクリル絵の具やフェルトペン、折り紙などを使って自由にデザインした。この後、キャンバス布を二つ折りにして烏帽子状に仕上げた。

 家族と参加した八戸学院幼稚園の高橋めごちゃん(5)は「好きな色で仕上げることができた。お気に入りになった」と笑顔を見せた。

 子どもたちの作品は八戸えんぶり開催期間(17~20日)に同会館で展示される。

 
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