Free政策提言に向け市職員と意見交換 八戸商議所青年部

八戸市への政策提言に向けて意見交換する参加者
八戸市への政策提言に向けて意見交換する参加者

八戸商工会議所青年部(松橋里実会長)は今夏、八戸市に対し、政策提言をすることにしている。より良い提言を目指そうと、1月30日には市職員らとの意見交換会「八戸風会議」を開催。5テーマについて市が実施している政策や抱える課題などを共有しながら、解決策のアイデアを探った。

 風会議は、日本商工会議所青年部と国の若手公務員とが官民一体で意見や情報を交換し、地域や国の活性化を目指す取り組み。八戸商議所青年部は2023年度、新たに政策提言委員会を設置しており、同青年部として初めて地方版の風会議を企画した。

 会議には同青年部25人、市職員11人、経済産業省東北経済産業局の1人が参加。同委員会の岡本信也委員長は「八戸地域や未来のために、普段感じていることを話してほしい。話し合うことで新しいアイデアが生まれる」とあいさつした。

 出席者は五つのグループに分かれ、同青年部が提言を行う予定の▽参加・実行型のまちづくり▽ふるさと納税の拡大▽事業承継の問題解決―など5テーマについて議論した。この日出た意見を踏まえて政策提言作りを進め、7月に市に提言する予定だ。

 松橋会長は取材に「経済団体として原点に立ち返り、事業者にとっても有効な提言を目指したい」と話していた。

 
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