Free演劇学ぶ意義とは 平田さん講師にワークショップ/八戸東高表現科

ゲームを楽しみながら平田オリザさん(左)から演劇を学ぶ意義を教わる生徒
ゲームを楽しみながら平田オリザさん(左)から演劇を学ぶ意義を教わる生徒

青森県立八戸東高は1月30、31の両日、同校で表現科の1年生27人を対象にしたワークショップを開催した。同科の開設以来、指導に関わっている劇作家で演出家の平田オリザさんを講師に招き、生徒が演劇を学ぶことの意義を考えた。

 ワークショップでは、国内外の授業やプロの現場でも取り入れられている、コミュニケーションを深めるゲームなどを体験。生徒は対話や番号で割り当てられた役の演技を通して、自他の考えの違いを認識し、演劇的手法で人間関係を円滑にしたり、知見を深めたりできることを実感していた。

 佐々木心音さん(16)は「こんなに人と考えていることが違うんだと驚いた。今もみんな仲が良いが、さらに仲が深まってコミュニケーションを取れるようになると感じた」と話していた。

 
お気に入り登録