Free「使命感持ち職務にまい進」 青森県警察学校で卒業式

卒業生を代表して答辞を述べる佐藤郁矢巡査
卒業生を代表して答辞を述べる佐藤郁矢巡査

青森県警察学校(佐藤隆史校長)は2日、青森市の同校で初任科第145期卒業式を開いた。昨年4月から約10カ月間、刑法や逮捕術などを学んだ34人(男性27人、女性7人)が警察官として新たなスタートを切った。新人警察官は同日付で県内8署に配属された。

 式では佐藤校長が「目標を持って、自分自身の能力向上を継続してほしい」と激励。小野寺健一県警本部長は「常に県民の気持ちに寄り添い、誠実に職務を遂行していただきたい」と訓示した。

 これに対し、卒業生代表で青森警察署配属の佐藤郁矢巡査(20)=黒石市出身=が「この10カ月間で学んだことを忘れることなく、警察官としての誇りと使命感を持ち、職務にまい進する決意だ」と答辞を述べた。

 黒石警察署配属となった附田浩一郎巡査(23)=おいらせ町出身=は、刑事を志して陸上自衛官から転職。「被疑者に負けない強い警察官になりたい」と気合十分だった。

 
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