Free健康意識向上へ事例紹介 おいらせ町と企業、団体が連携会議

自社の取り組みを紹介し、互いに健康経営への理解を深める参加者
自社の取り組みを紹介し、互いに健康経営への理解を深める参加者

おいらせ町は1月31日、同町のみなくる館で、「健康長寿のまちづくり協定」を締結している企業と団体を対象にした連携会議を開いた。企業の代表者たちは、先進的な取り組みや大学教員による講義を通じ、従業員の健康づくりや健康を第一にした経営の在り方について理解を深めた。

 町保健こども課によると、町民の傾向として糖尿病などの生活習慣病や慢性腎不全、自殺者が多いのが現状で、血糖コントロールとメンタルヘルス対策が課題となっている。

 このため、町は町民の健康への意識を高めるため、町に拠点を構える企業や団体と「健康長寿のまちづくり協定」を締結。2015年度にスタートし、現在は49社が協定を結んでいる。同会議は、企業同士の連携を深めるため初開催。16社から20人が集まった。

 建設業の柏崎組は自社の取り組みを紹介。同社衛生委員会の下久保勝則さんが従業員のアンケートを基に、野菜の摂取量が分かる「ベジチェック」や、手軽にできる運動実技講座を行った事例を報告した。

 また、青森県立保健大健康科学部の千葉敦子准教授が「企業における職場の健康づくりについて」と題して講演した。

 
お気に入り登録