久慈市を中心とした小中学生バスケットボールクラブチーム「Ｂｅｌｌａｔｏｒ（ベラトール）」（米内松司代表）のメンバーらが２７日、能登半島地震の被災地を支援しようと、同市のユニバース久慈ＳＣ店前で街頭募金活動を行い、買い物客に元気いっぱい協力を呼びかけた。

　募金は、市内各地で２月末まで募金活動を行っている同市の特定非営利活動法人やませデザイン会議（久保田敏晴議長）の主催。同会議がベラトールの協賛事業者であることを踏まえ、同市、洋野町、階上町などから集まったメンバーら約３０人が同日の活動に協力した。

　参加者は開店直後の店舗入り口２カ所に並び、買い物客に「おはようございます」「よろしくお願いします」などと約１時間半にわたってアピール。チーム主将の松岡愛結さん（市立大川目中３年）は「東日本大震災では久慈市も全国からたくさん支えてもらった。今度は私たちが被災地の早い復旧を願って支える番」と張り切っていた。

　同日は１０万２３０５円が集まった。同会議は２月末、それまでの善意をまとめ、石川など３県の市民団体に送る。