Free「かかりつけ医もちやんすべ!」 デーモン閣下、達増知事との対談で訴え

達増拓也知事(左)との対談で「かかりつけ医」を持つ大切さを呼びかけたデーモン閣下=30日、盛岡市
達増拓也知事(左)との対談で「かかりつけ医」を持つ大切さを呼びかけたデーモン閣下=30日、盛岡市

ミュージシャンなど幅広く活動するデーモン閣下が30日、盛岡市で開かれた「県民みんなで支える岩手の地域医療推進大会」にシークレットの特別ゲストとして姿を現した。診療や健康相談など日常的に対応してくれる身近な「かかりつけ医」を持つ大切さを岩手県民に呼びかけた。

 大会は、県民みんなで支える岩手の地域医療推進会議などが主催。デーモン閣下は厚生労働省から「上手な医療のかかり方」大使に任命され、医師や医療現場、医療の提供を受ける国民を守るため、国内で啓発活動をしている。

 達増拓也知事との対談では「住む所の近くで頻繁に通える医師を持ち、何かあった時には相談しよう。健康維持が継続できるし、大きな病院では時間外や休日の診療という負担を減らせる」と“地獄出身の悪魔”ながら、人間とその健康を気遣う優しさをうかがわせた。

 対談中、デーモン閣下は「みんなして早ぐ いっつも行ぐ医者もちやんすべ!(かかりつけ医を持ちましょう)」と岩手なまりを交えてメッセージを発信。達増知事も「かかりつけ医と働き方改革 医療を守る二刀流!!」と県出身の大谷翔平選手(米大リーグ・ドジャース)を絡めたキャッチフレーズを披露し、県民の意識醸成に意欲を見せた。

 
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