Free洋上風力発電で産業振興を 青森県内高校生、宮下知事に提言

宮下宗一郎知事(左)に活動を報告する成田涼介さん(右から2人目)
宮下宗一郎知事(左)に活動を報告する成田涼介さん(右から2人目)

脱炭素社会実現への取り組みを考えるワークショップ(WS)に参加した青森県内の高校生が24日、活動報告のため県庁に宮下宗一郎知事を訪ね、洋上風力発電による産業振興を目指すとの提言を紹介した。

 WSは県、商工団体などでつくる県ITER計画推進会議が主催。14人の高校生がグループに分かれ、昨年9~12月に六ケ所村内の施設見学や講義など計5回のプログラムをこなした。

 共に県立八戸高2年の成田涼介さん(17)、福島美音(みこと)さん(17)ら4人が参加グループを代表して宮下知事と面会。自治体が税金で洋上風力に投資する提言内容を説明しながら「自分たちで政策を考え、いろいろな面から問題を見ることができた」(福島さん)などと問題意識を持つ大切さを語った。

 提言について熱心に質問した宮下知事は「政治家でも民間でも、政策は『正しさ』を追求していくものだと思っている。今回の経験を生かして頑張ってほしい」とエールを送っていた。

 
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