Freeおいしいな、寒締めホウレンソウ 久慈でフェス

採れたての寒締めホウレンソウや鍋セットが販売された
採れたての寒締めホウレンソウや鍋セットが販売された

「寒締めほうれんそうフェスティバル2024in北三陸」が21日、久慈市の道の駅いわて北三陸で行われ、来場者がおひたしの食べ比べなどを楽しんだ。

 寒締めホウレンソウは、寒さに当てて育てることで糖度が増す久慈地域特産野菜。フェスは、味や健康食材としての価値を知ってもらおうと、野菜ソムリエコミュニティいわて(宮田恵代表)などが岩手県内各地で開いている。同道の駅では初開催。

 おひたしの食べ比べでは、来場者らが県内の5生産者が出品した寒締めホウレンソウを食べて、気に入った物に投票。家族4人で訪れた八戸市の油井楓奈ちゃん(3)は「どれもおいしかったよ。ホウレンソウは大好き」と喜んでいた。

 投票の結果、1位には洋野町阿子木の北村卓也さん(45)のホウレンソウが輝いた。「じっくり寒さに当てて育てている。もっと知名度が高まって“価格”に反映されればうれしいね」と話していた。

 会場では、野菜ソムリエコミュニティのメンバーらが「寒締めほうれんそうの歌」を軽快に披露。寒締めホウレンソウを使ったシフォンケーキやキッシュなどの試食販売も人気を集めた。

 
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