Free【藤井フミヤ展】入り口のフォトスポット人気 開幕1週間盛況続く

会場入り口を記念に撮影する来場者=27日、八戸市美術館div
会場入り口を記念に撮影する来場者=27日、八戸市美術館div

アーティスト藤井フミヤさんの画家としての活動に光を当てた絵画展「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」(デーリー東北新聞社主催)の開幕から1週間。会場の八戸市美術館では、27日も多くの来場者が独創的な作品に見入っていたほか、気に入ったオリジナルグッズを購入するなど同展を満喫していた。

 「多様な想像新世界」をテーマに据え、女性像を中心に、デジタルとアナログそれぞれの手法で創作された100点超を展示。絵画をはじめ、切り絵やワイヤアートなどジャンルも幅広く、見応えある内容となっている。

 また、放射状に仕切るように構成された空間は、壁面が鮮やかな黄緑色や紫色に塗られ、来場者の感性を刺激している。

 友人を誘って2人で訪れた同市の木村榮子さん(73)は「絵が細かく描き込まれていて、時間を忘れて鑑賞した。色使いも素晴らしく、目の保養になった」と話していた。

 会場入り口はフォトスポットとなっており、来場した記念にカメラやスマートフォンで撮影する人たちの姿も見られた。

 同展の東北以北での開催は初。3月25日まで。

 観覧料は一般1500円、高校・大学生900円、中学生以下無料。時間は午前10時~午後7時(入場は同6時半まで)。火曜休館。

 
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