Free書道でスマホ確定申告をPR 2月に二戸駅で掲示、福岡高

千葉隆史署長(中央)に税に関する書道作品を寄贈した部員
千葉隆史署長(中央)に税に関する書道作品を寄贈した部員

岩手県立福岡高(佐々木伸良校長)の書道部が、スマートフォンで税の確定申告ができる「スマホ申告」をPRするための書道作品を制作し23日、二戸税務署(千葉隆史署長)に寄贈した。2月2日から、二戸駅2階のコンコースに掲示される予定だ。

 2月16日から始まる所得税の確定申告期間を前に、スマホ申告を広く呼びかけようと、同署が地域での書道パフォーマンスなどで注目を集める書道部に制作を依頼。1、2年生の部員8人が、国税庁のホームページで税や申告に関する情報を調べ、短い言葉でPRする文章を考えた。

 作品は高さ1・5メートル、幅3メートル。中央に白抜きの目立つ字で「スマホで申告」と書き、両脇に「相互扶助 税で支える 豊かな暮らし」「やってみよう! 簡単・時短な 確定申告はスマホから!」と記した。8人が協力し、達筆な楷書で1行ずつ書いて完成させた。

 23日、同高で部員らが千葉署長に作品と目録を贈った。千葉署長は「思いのこもった迫力ある作品を頂いた。スマホ申告が広がるよう期待している」と感謝した。

 部長の2年小笠原夏凛さんは「税や確定申告などの字に色を付け、全体的に目立つよう大きく書いた。多くの人に見てもらいたい」と笑みを浮かべた。

 
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