Free初のスピード国際大会、機運醸成 八戸市庁に看板設置

八戸市庁本館に設置された、スピードスケートの国際大会開催を告知する看板=22日
八戸市庁本館に設置された、スピードスケートの国際大会開催を告知する看板=22日

八戸市は22日、YSアリーナ八戸で2月に開かれる二つのスピードスケートの国際大会を告知する看板を、市庁本館に設置した。世界水準の屋内リンクとして2019年9月にオープンして以来、初めて開催される国際大会に向け、機運の醸成を図っている。

 YSアリーナでは2月3、4日にジュニアワールドカップ最終戦、同9~11日に世界ジュニア選手権が行われる。これまで予定されていた国際大会は、新型コロナウイルスの影響や参加者不足により中止が続いたため、今回が世界の精鋭に「氷都八戸」をアピールする最初の機会となる。

 看板は市庁前市民広場側に掲げられ、YSアリーナの米内正明館長、青森県スケート連盟の岡田英会長、市職員らが設置作業を見守った。熊谷雄一市長は「市全体で盛り上げて、氷都八戸を世界に向けて発信していく」と力を込めた。

 いずれの大会も入場無料。米内館長は「多くの市民に来ていただき、応援してもらいたい」と話した。

 
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