Free一投ごとに一喜一憂 フィンランド発祥、モルック楽しむ/八戸

円柱に向けて木製のバーを投げる出場者
円柱に向けて木製のバーを投げる出場者

八戸市子ども会育成連合会(山下福一会長)は21日、YSアリーナ八戸の人工芝コートで第1回市子ども会モルック大会を開いた。15チームの約70人が手軽に楽しめる競技に挑戦した。

 モルックはフィンランド発祥。決められた得点を目指して木製のバーを投げ、離れた場所に置かれた円柱を倒して競い合う。

 山下会長は「性別や年齢を問わずできる。異年齢と交流する子ども会にとっても好都合だ」と開催理由を説明。「作戦を立てる頭脳戦の要素もある。これからも開催していきたい」と普及に意欲を示す。

 出場者が投げた木製のバーは思わぬ方向に跳ね返ったり、転がったり、先の読めない展開が続いた。各チームは一投一投に一喜一憂した。

 青潮ファイターズの吉村治憲君(市立青潮小5年)は「ずっと1人で練習していた。みんなと一緒だと面白い」と笑顔。花田千明君(同)は「負けるとくやしいけれど、楽しい」と話していた。

 
お気に入り登録