Free行くぞ世界「全試合勝つ」 八戸の小学生3人が選抜入り/アイスホッケー

国際大会に初挑戦する(左から)工藤彰良君、力石祐貴君、古戸琉心君
国際大会に初挑戦する(左から)工藤彰良君、力石祐貴君、古戸琉心君

2月にカナダで開かれるアイスホッケーの世界大会「ケベック国際ピーウィートーナメント」に、八戸市の児童3人が「ジャパン・セレクト」(日本選抜)の一員として出場する。選ばれたのは八戸南ジュニアのDF工藤彰良君(12)=市立江陽小6年=とFW力石祐貴君(12)=城下小6年=、ハチクラパイレーツのFW古戸琉心君(12)=根城小6年=。国際舞台初挑戦の3人は「緊張より、楽しみに思う気持ちが強い」と胸を高鳴らせる。

 選抜チームは毎年、アイスホッケーを通じた人材育成に取り組む神戸市の黒川太郎さんによるスカウト、または応募者の中から選出。今回は2011、12年生まれの21人が選ばれた。

 黒川さんは3人の特長について、「攻守のバランスがいい」(工藤君)、「得点力が同年代で国内トップクラス」(力石君)、「テクニックが高く、化ける可能性がある」(古戸君)とそれぞれ評価する。

 小学生の青森県選抜にも選ばれている3人。工藤君は「たくさんアシストを決め、全試合で勝つ」と強調。力石君は「スピードを出しながらハンドリングで敵をかわしたい」と意気込み、古戸君は「いい場所でパスを受けたい」と笑顔を見せた。

 大会は15カ国計120チームが参加し、日本選抜は上から2番目の階級「ダブルAエリート」(30チーム)に出場。チームは2月1日に日本を立ち、7日に地元ケベックのチームとの初戦を迎える。

 
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