Free冬の青森へようこそ 台湾からチャーター便、今年度3回目

マスコットキャラクターとの写真撮影を楽しむ台湾からのチャーター便利用者=15日、青森市
マスコットキャラクターとの写真撮影を楽しむ台湾からのチャーター便利用者=15日、青森市

新型コロナウイルスの影響で運休しているエバー航空(台湾)の青森―台北(桃園)線で15日、チャーター便の運航が始まった。定期便の再開に向けた需要調査などの一環で、2023年度3回目。2月4日まで6往復する。

 チャーター機は184席で、台湾からの利用者が対象。現地の旅行会社が企画したツアーで、冬の奥入瀬渓流や八食センターを巡る。

 青森空港では15日、県や八戸、十和田両市の職員、観光業者らがチャーター便の到着を歓迎。乗客160人は、出迎えた県内のマスコットキャラクターや一面に広がる雪景色の撮影を楽しんだ後、大型バスで観光に出発した。

 父と2人で訪れた学生孟令浩(モウリンハウ)さん(19)は「青森に来るのは初めてで、美しい雪に心が躍っている。青森の冬を楽しみたい」と笑顔で話した。

 19年7月に就航した青森―台北線は20年2月から運休。23年度は4月と10~11月の春と秋にもチャーター便を運航しており、搭乗率はいずれも約9割と高水準だった。

 
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