Free八水高生、「青森丸」で航海実習へ ハワイ沖でマグロはえ縄漁

岸壁で見送る家族らに手を振り、航海へ出発した生徒
岸壁で見送る家族らに手を振り、航海へ出発した生徒

青森県立八戸水産高(中川伸吾校長)海洋生産科2年生27人と専攻科学生、乗組員ら計61人が12日、国際航海実習に出発した。実習船「青森丸」に乗船し、68日間の日程で、ハワイ南西海域でマグロはえ縄漁などに取り組む。

 同日、八戸港館鼻岸壁で行われた出航式では、生徒会長の西村京太さん(水産工学科2年)が「日々積極的に学ぶことで大きな成長と達成感を得られる。成長した姿で八戸に帰ってきて」とエール。実習生代表の四ツ役龍勝さん(海洋生産科2年)は「困難に直面しても負けず、仲間と協力して解決したい」と意気込みを述べた。

 式には在校生や保護者らが集まり、岸壁を離れる船に向かって大きく手を振っていた。

 青森丸は22日にも漁業実習を開始し、計31回操業予定。3月19日に帰港する見込み。当直業務、漁具製作、生物・海洋調査などの実習も行う。

 
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