Free揺れる炎に無病息災を祈願 小中野小で「どんど焼き」/八戸

火入れを行う寺地柊真君(手前左)と工藤ライラさん(同右)
火入れを行う寺地柊真君(手前左)と工藤ライラさん(同右)

小正月の伝統行事「新春どんど焼き」が8日、八戸市立小中野小校庭で行われた。地区住民が正月に飾ったしめ縄などを持ち寄って燃やし、無病息災や厄払いを願った。

 小中野子ども会育成連合会(柄本俊一会長)が毎年開催。43回目の今回は、地区住民や熊谷雄一市長らが集まった。

 神事が行われた後、辰(たつ)年生まれの同校5年寺地柊真君(11)、工藤ライラさん(11)らが火入れを担当。寒風にあおられて炎と煙が高く舞い上がると、参加者は近づいて厳寒に冷えた体を温めながら、今年一年の幸せを祈った。

 寺地君、工藤さんは「新年度から最高学年として学校を引っ張りたい」と抱負。柄本会長は「来年は餅つきも再開し、子どもたちや住民にもっと正月気分を楽しんでもらいたい」と意欲を見せた。

 
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